開発パイプライン
一部導出先は書いてません。
SP01-ガン化学治療による悪心、嘔吐
【協和発酵キリン】香港、マカオ、台湾、マレーシア
【自社(代理店伊藤忠)】北京、上海、広州
【ree´sファーマ】中国
SP02-抹消性Tリンパ腫
【明治製菓ファルマ】日本(2相)
【自社権利】中国、米国、欧州
SP03-ガン治療口内炎
【明治製菓ファルマ】日本
【自社(代理店伊藤忠)】北京、上海、広州、韓国
【ree´sファーマ】中国
SP04-抹消性神経障害(ガン治療)
【マルホ】日本(3相)
【自社】中国(非臨床)
組み入れ完了時期2020年2Q
考察
SP01,03はすでに上市済みで販売中なので売上の伸びを見ていく必要があるでしょう
SP02は2相試験ですが最終試験としており2020年結果公表、その後承認申請になるそうです。標準治療薬がないからとかそういう理由らしいですがそんなもんなのかな?
SP04は先日マルホに導出、一時金10億、資本提携17億9.7%取得で第二位の大株主になりました。これにより伊藤忠、マルホ、明治製菓ファルマとなり株主構成はかなり良い見映えになってきました
SP02,04の開発が2020年に終わるのでその前後にSP05の新規導入があると見ています。治験の結果は最後までわかりませんがSP04はマルホが直前になって27億出して導入してきたのを考えると期待できる気がします。まぁわかりませんが。上手くいけば2020年以降飛躍の可能性は十分にあるかと思います。売上は少ないですがすでに上市品があるのも安心材料ですね
提携先は良いので上市品の販売伸長、新規上市、導入、導出のサイクルが回転し始めたら数年で大きく成長するかもしれません。経営者の目利きと手腕?
増資懸念後退
前回の決算時点で現金保有が19億でしたので一時金と資本提携の増資により27億増加して40億以上は維持してると思われます。これは非常に高く評価すべきところでしょう
最後に
治験の結果は開けるまでわかりません
複数パイプライン、臨床後期パイプライン保有、この辺が製薬会社への投資のキモのようです。バイオベンチャーだと+保有キャッシュなど見ていく必要がありますね
武田がシャイアー買収したのも臨床後期のパイプラインがほとんどなくなってしまったのが主な要因ですし、1相試験から始めてたら会社の成長までに時間がかかりすぎますし特許切れの問題でどんどん後退していってしまいます
バイオセクターの投資は非常に難しいと思います。理由は市場が株価の高いか安いか全く判断できないので株価が乱高下しやすいからです
その分安く買って高く売れるチャンスであるとも考えられます。市場を出し抜いて儲けたいもんですね(笑)
ターキー
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